DVD バンダイビジュアル 2006/08/25 ￥6，090
「ドロロンえん魔くん」を覚えている人はいるだろうか。
このほど、エロサスペンスホラーとしてオリジナルDVD化されるそうで、えん魔くんも雪子姫も大人になってエロカッコ良くなっているそうだ。
名前も、若干変わっているようです。
えん魔は炎魔。
雪子姫は雪鬼姫。
シャポ爺は、上下に分かれて口状態だったのが、その口が無くなって普通の口で、頭の先が二股に分かれてる！やっぱ、妖怪だから進化したのか！？
でも、炎魔君。大人になったら、あの長かった眉毛が普通に顔に収まるサイズになってるんですが……。服も、ミニスカもどきじゃないし……。
や、色男度は上がってるんじゃないか？そうなると、眉毛顔からはみだすような長さってのは、ちょっとだよね？ね？（無理矢理納得）それに、いい男がミニスカもないよねぇぇぇぇぇ？
でも、雪鬼姫の着物が超絶ミニだったのに、大人になったら普通の着物になっちゃって……ツマラン＜どこのオヤジだ（笑

でも、ドロロンえん魔くんって永井豪が原作だったんだねぇ。
知らなかったよ。
すると、キューティー・ハニー、ゲッターロボ、デビルマン、マジンガーZ、と、意外と長い作品原作アニメって見ていることになるな、私。実は、実写版「ハレンチ学園」も見ていたような記憶があるぞw
でも、炎魔のDVD買おうかな。レンタルで済まそうかな。
炎魔、二枚目だけど、魔界より逃げ出した「魔」を狩るだけに、正義の味方のはずが、表情が凶悪。

鬼公子　炎魔　公式ホームページ
http://www.k-enma.com/

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　1978年から4作のシリーズとなった実写映画版など、これまで何度も映像化された王道のヒーローが復活。5年ぶりに地球に戻ったスーパーマンが、記者クラーク・ケントとして元の職場で働き始めるが、愛する同僚のロイスは婚約中で、4歳の息子もいる。ショックを受ける彼に追い打ちをかけるように、宿敵ルーサーによる人類破壊計画が着々と進行するのであった…。
　おなじみの変身シーンを始め、前シリーズや原作を知らない人にも、スーパーマンの超人パワーが最新VFXを駆使されてわかりやすく映像化。とくに炎上し、野球のスタジアムに墜落しそうな飛行機を彼が守ろうとする場面は、彼の能力を体感でき、スペクタクル度も満点だ。本作で映画デビューという主演のブランドン・ラウスは、クラシカルな二枚目ぶりがスーパーマン、クラークともにぴったり。ロイスとの空中遊泳は前シリーズ以上にロマンチックな雰囲気が漂う。全体に、悪とのバトルよりも、個としての苦闘が強調された点が、21世紀型のヒーロー映画らしい。（斉藤博昭）

勢いで、先行上映のレイトショーに行ってきました！
うーん、新しいスーパーマンは、なんつーか濃い（顔が/爆）。
故クリストファー・リーブisスーパーマンがファンだった私には、ブランドン・ラウスisスーパーマンは、濃かったです(^-^；)
ロイスの子供って、最初、婚約者の子供と思っていたんですが、ロイスの台詞の端々での怪しい言動のために、見ている途中でもしや……と疑ってましたらば、やっぱりな展開でうひゃぁ。
しかし、スーパーマン?で、地球人と同じにならないと、えっちするとロイスを死なせちゃうーとか騒ぎまくったネタが、リターンズだから無かった事にされてる？
前作までのジーン・ハックマンisレックス・ルーサーが、結構なハマリ役だったので、今作のケビン・スペイシーisレックス・ルーサーはどうなんだろうと思ってたんですが、もしかして、意外とハマってる。
シャトルの打ち上げ実験の場面では、ジェット機の背に乗せて打ち上げる方式で、スペースシャトルが計画され、話題が出た当初のモデルだなぁ。
エンドロールの「クリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ」というテロップもあって、かつてのヒーローを演じたクリストファー・リーブへの郷愁と新たなにヒーローを演じるブランドン・ラウスの今後への期待を感じずにはいられない。



うーん、やっぱり、私の永遠のアメリカン・ヒーローってば、スーパーマンなんだなぁと、再確認した映画でした。

なぜか労務者さん達が14日に仕事があるとかで、15日の終戦記念日からお盆休みに入る寝待月です。

暑さで、体力消耗するーとか、うだうだしつつも、朝はとりあえず涼しい北海道。
でも、朝ごはんは冷製パスタです。
鶏肉と偽カニ身と冷やしトマトドレッシングを混ぜて盛り付け、焼き豚とトマトとゆで卵をトッピング。

もしかしたら「あせも」？な衝撃で、薬局の哺乳瓶などのベビー用品などの売り場に行って、シッカロール（天花粉）を買った。
なんつーか、8×4（エイトフォー）では、間に合わなさそうなヨカンがあったので。
お風呂上りに、パタパタとわきの下とか、乳とホディの間とか首の周りとか、あせもにやられそうな場所を重点的に、はたきました。

うーん、微妙に赤ちゃんクサイ？（笑

完全に発疹が出来ちゃっている、手の甲とか腕の関節の内側とかは、佐藤製薬の「あせもかゆみにデオドラントホワイトL」ってのを買ってきて、ぬりぬり。
クリーム状なのに、きれいに塗り伸ばすと、シッカロールつけたみたいにサラサラになるんスよ。
虫刺されやしもやけにも使えるらしい。
北海道の冬とか考えると、しもやけに使えるって、最強じゃね？

みかやん。さんに秘密

ちょっと、お昼ご飯を食べ損ねてしまったので、コンビニに立ち寄り、あつあつの讃岐うどん食べてきました。
なぜか、そばとうどん限定のカウンター式お食事処があるコンビニ(^_^;)
外には、ご飯物では焼きおにぎり。デザート系ではソフトクリームとかカキ氷とかあって、コーヒーがある程度。
まぁ、お弁当買って、カウンターで食べてもいいし、車輌持込用の器で、うどんやそばを車の中で食べてもいいらしい。
汗だらだらかきますが、美味しかったでーす。

見ての通り、液状のかゆみ止めの薬なんですが、手放せなくなりそう。
汗をかいて、かゆいんですよ。
両腕なんか、発疹みたいなのできてるし。
いや、今までなったことがなかっただけで、あせも？
なんかイヤ。

で、塗る。
スーっとして、きんもちぃいー（うっとり

そーいや、うなじの辺り冷やすといいらしい。

そして、うなじに塗る。

うひょー♪気持ちよすぎだって。

明らかに使い方が間違っています（爆

DVD 東映 2006/08/04 ￥8，190

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　2005年4月。鹿児島県の漁師・神尾（仲代達矢）はかつて戦艦大和の沈んだ地点まで一人の女性・内田真貴子（鈴木京香）を連れて行くことに。かつて大和の乗組員であった神尾は、およそ60年前の、あの戦争の日々を思い起こしていく……。辺見じゅんの同名ドキュメント小説を原作に、『新幹線大爆破』『未完の対局』などの巨匠・佐藤純彌監督が手がけた戦争超大作。実寸大の大和を建造しての撮影はリアルな迫力に満ちており、また当時の若者たちの厳しく熱く、そして哀しい青春群像が魅力的に綴られるとともに、組織と個人の関係性にこだわり続ける佐藤監督ならではの鋭い軍隊批判が垣間見られていく。戦時下の女性たちの描写もさりげなく描かれているのもいい。戦闘シーンの迫力は日本の戦争映画で最大規模のものであろう。その上で60年後の現代と対比させながら、明日への希望を示唆する構成も大いに功を奏しており、まさに今の時代ならではの深く温かい人間ドラマの傑作として屹立している。（増當竜也）

やはり、年末に向かってお金をプールしとこうなんてセコイことを考えずに、大画面で見るべきだったと、買ったばかりの限定版DVDを見ながら今更ながらに後悔。
東映が製作担当なだけあって、角川春樹がかかわった映画の中で、最高傑作なんじゃないか？
大砲の発射シーンや機銃掃射シーンなんかも凄いと思ったら、DVD特典の冊子を見ると、押井守監督作品のアニメ「甲殻機動隊」の製作にも参加していたとか。
兵員たちの動きなども、元海軍軍人だったという人物によって徹底的に訓練されていたとか。
随所にこだわりのようなものを感じる。
終戦までの1年あまりの時代・終戦から60年後・資料として残されている戦争中の実際の映像・沈んでいる大和の実際の映像などと織り交ぜて構成されており、ああいった時代があって、多くの犠牲があって、今のぬるま湯のように平和な時代があるのかと。彼らが託してくれた未来である現在を、私たちは無駄に過ごしてはいないだろうかと、ちょっと考えさせられた。ラスト近くの大和爆沈から以降、感極まって画面を見ながら泣き通しになるくらいには。
終戦から61年目の夏。終戦記念日を前にして見ることが出来てよかったと思う。発売元、もしかして狙ってたか？w

セットでは、大和の美しいフォルムとか、もう、ウットリですよ。＜どういうマニアだw
結構、私、戦艦とか戦闘機とかが好きです。戦場で血に染まらなければなお良しと言ったところでしょうか。
アニメでは宇宙戦艦ヤマト。
漫画ではエリア88とかファントム無頼なんかにハマらなければ、好きにはならなかったでしょう。
マクロスのフォッカーさんとかが乗るバルキリーって、F-14トムキャットがモデルかなぁ？とか妄想する程度には、オタクだと思う。
話を大和に戻すが、内火艇で沖合いに停泊中の大和に接舷して、タラップを上ってゆくシーンを見ては、ヤマトの新たなる旅立ちで、同じようなシーンがあってシンクロするわーvなんて喜んじゃったり。
他にもムリヤリ共通点を見つけては、萌え萌えだった。＜アホ過ぎ
冊子に史実から見た戦艦大和という、特集ページなんかがあるが、アメリカの戦艦アイオワやドイツの戦艦ビスマルク、イギリスの戦艦キング・ジョージ5世と、主砲の口径や貫徹力・射程の比較なんかもあって、うれしい限り＜だから、どんなマニアだw
女なのに、戦艦とかが好きって変わってるかもね。

亀田伝説への軌跡！亀田三兄弟長男・亀田興毅 初のDVDパッケージ化！

っちゅーことで、デビューから今回の世界タイトルマッチまでの映像がDVD販売されるそうで。
しかし、ムエタイ選手や元王者とかキックボクサーあたりと対戦して連勝とか言っている時点で、ヘタレ。
情けないぞ、亀田！



伝説と言ったら、ガッツ伝説。
ガッツ伝説に敵うものかと小一時間問い詰めたいと思った。（笑

＞境内石さまに秘密

08月03日付 日刊スポーツの報道「亀田新王者！2-1微妙判定／ボクシング」へのコメント：

＜プロボクシング：WBA世界ライトフライ級王座決定戦12回戦＞◇2日◇横浜アリーナ◇1万5000人

　亀田が苦闘の末に世界ベルトを巻いた。WBA世界ライトフライ級2位の亀田興毅（19＝協栄）が同級1位ファン・ランダエタ（27＝ベネズエラ）を2−1の微妙な判定で下し、初挑戦で世界王座を手にした。1回に初のダウン、6回には初めて右目上をカット、初の12回を戦い抜く未知の世界を乗り越えた。トレーナーの父史郎氏（41）に世界ベルトをささげ、初めてうれし涙を流した。これで日本人としては井岡弘樹、ファイティング原田に続く10代世界王者となった。

　おえつを漏らした。父ときつく抱き合った。むせび泣いた。涙がほおを流れた。亀田が何よりも欲しかった世界ベルトはトレーナーの父史郎氏に巻いてもらった。「どんなもんじゃーい！　親父（おやじ）のボクシングが世界に通用することが証明できて良かった。これは親父にプレゼントします。親父、ありがとう！」。泣きながら横浜アリーナを超満員にした1万5000人のファンに絶叫した。史郎氏に肩ぐるまされ、両目を閉じてガッツポーズを繰り返した。

　夢の始まりは最悪に近いシナリオだった。初回。ランダエタの右フックにダウンした。初めてキャンバスに倒れた。6回にはキレ味十分の相手パンチで右目上をカット。初めて目の周辺を切った。中盤以降、得意の両ボディーで追い詰めるが倒せない。11回はクリンチを3度も繰り返して意地だけで立った。支えはセコンドにいた父だけだった。「地に足がついてなかった。コーナーに戻って気持ちを切り替えていけと言われた」。1回、11回の終了後、強烈なビンタをもらってわれに返れた。

　悔し涙で強くなった。4歳で強制的に空手道場に通わされ、毎日泣いた。プロ4戦目でKO勝ちを逃し、人目をはばからずに泣いた。昨年1月には、当時の日本バンタム級王者サーシャ・バクティンとのスパーリングで圧倒され、部屋で1人泣いた。「悔しいと勝手に流れてくる。負けたくないから。オヤジに『泣くな』と言われても涙が出る」。今でこそ注目の亀田流トレだが、失敗作も多かった。無茶な練習がつらかった時期もある。くじけた時には父史郎氏の言葉を信じた。「お前はホンマの実験台やけど、実験台では終わらさへん」。世界の頂点で父と「初めて」（亀田）うれし涙を流すことができた。

　貧乏だった。グリーンツダ所属時代は、亀田一家が自費で都内のジムに出げいこするとご飯を減らした。宿泊費と交通費がかさむため「大毅、和毅もいて親父が大変やから」と気を遣って食べなかった時期もある。昨年5月の協栄移籍後、お金を手にした。人気も出た。ただ一番欲しかったのはどれでもなかった。「これだけを見ていた」。思わず世界ベルトを抱きしめた。

　ダウンした。苦戦した。亀田とセットのKO勝ちもできなかった。本人も認める微妙な判定勝ち。亀田は「ぶざまな試合をしてすんません。あかんよ。悔しいな。これも勉強。次はもっといい試合見せる」。大みそかの次戦はKOですっきり勝つ。8月2日。横浜から亀田のカリスマ伝説が始まった。【藤中栄二】

［2006年8月3日9時18分　紙面から］

最初っから、あの物言いのキャラが嫌いなので、かなり偏見があることを考慮してもらおう。
異議は受け付けない。

対したファン・ランダエタ氏は、ミドル級からライトフライ級への増量、亀田（長男）は、もともとフライ級なのに、減量してライトフライ級にチャレンジしたというのを聞いた。
それは、まぁいい。軽量の時に落ちてて、試合のときまでに体重を戻せばいいと豪語していたそうだ。
なるほどー、そんなのがまかり通っちゃうんだ。と、ボクシングといや、「あしたのジョー」での力石徹と矢吹丈の名勝負くらいしか予備知識にないワタシは、ちょっと幻滅。それでいいなら、力石は過度の減量と試合の結果、試合後に死亡なんつーことも無かったんじゃ？？？なんて、ヘンな所で凹んだりする。

具志堅用高氏が、亀田兄弟に関して批判的なことを言えば、肝に銘じますといって受け入れれば漢（オトコ）が上がったのに、ボクシングを盛り上げてんのは間違いないだろう！と言わんばかりに、「これからタイトルマッチを行おうとする後輩に対して愛情のかけらもない」などと所属の協栄ジムが先頭切って、さも選手を大事にしていますというようなパフォーマンスなのか、「トーナメント以外の協栄、白井・具志堅スポーツジム両ジムの選手の対戦を拒否する」などと具志堅氏に対する反発＆絶縁宣言は、アホかコイツとしか思えなかった。
本気で選手を大事にするジムなら、具志堅や渡嘉敷の現役時代にて、対戦相手に毒入りオレンジ食べさせたことにより、本人のあずかり知らぬところで、結果的にイカサマ試合をさせられることもなかったろう。
1回目は、対戦相手のファン・ランダエタ氏のパンチに倒れ、残りもかろうじて立っていたがヘロヘロだったとか。
ライト級の元世界チャンピオンだったガッツ石松やバンタム級の元王者・薬師寺保栄が見ていても、負け戦だと思わせたものであるのに、まさかの判定勝ちっていうのは、日本ボクシング界を盛り上げようという日本にしか通じない免罪符を掲げての、贔屓しまくりイカサマ判定だったんじゃないかと思わせる要因なのではないだろうか。
インタビュアーが殺到する前に、試合会場を後にしたと言われるボクシング関係者。後ろ暗いところがあるゆえのものと勘ぐられる元なのではないだろうか。
そもそも、本来のフライ級で、チャンピオンに挑戦するのではなく、チャンピオンがいないライトフライ級でのチャンピオン狙いというところからして、姑息さを感じずにはいられない。
テレビに作られた、アイドルボクサー三兄弟とそのトレーナーの父親という構図のぬるま湯に浸っているからこその、傍若無人ぶりととられてもいたしかたない状況ともいえる。
新聞も、あんな試合で感動できる観戦していたアイドルタレントなんぞの存在をアピールせんでもよろしい！
今日の騒がれ方は、ボクシング人気復活というより、アイドル路線と変わりない。
こんにちの亀田バッシングの多くは、所属ジムのイカサマ体質を指摘するボクシングファンからのものも少なくはないようだ。

ラジオで言っていたが、ベルトを取った次の試合はチャンピオン側から指名できるのだそうだ。
1回目は防衛できて当たり前で、正念場は世界の強豪から挑戦される2回目からとのこと。
馬鹿にする様な挑発発言で、相手の怒りを煽るのも戦略なのかもしれないが、そうしないと勝てないのだと思われる方が恥ずかしいと思うようにならないと、真に強いと言えないのでは？と思う今日この頃。
エセ強者ではなく、本当の意味での強者であり漢（オトコ）になってもらいたいものだ。

関連記事：MSN毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060803k0000m050105000c.html

亀田興毅：フアン・ランダエタに判定勝ち　世界王者に

　亀田は一回にダウンを奪われ、中盤盛り返したものの、終盤は足がもつれて押し込まれる苦しい展開。しかし微妙な判定で制した。

　19歳8カ月での王座奪取は、井岡弘樹（グリーンツダ）の18歳9カ月（ミニマム級）、ファイティング原田（笹崎）の19歳6カ月（フライ級）に次ぐ年少記録。日本選手として史上3人目の10代世界王者となる。

　亀田は大阪市出身。11歳から父史郎トレーナー（41）の指導でボクシングを始めた。03年12月にプロデビューし、12連勝で頂点に立った。【来住哲司】

　◇世界王者は6人に

　亀田の王座獲得で、国内の現役世界王者はWBCミニマム級のイーグル京和（角海老宝石）、WBAミニマム級の新井田豊（横浜光）、WBAスーパーフライ級の名城信男（六島）、WBC同級の徳山昌守（金沢）、WBCバンタム級の長谷川穂積（千里馬神戸）と合わせ、史上最多タイの6人に戻った。

　○…ミニマム級に続く2階級制覇を逃したランダエタは「3ポイントは自分が勝っていた。WBAに抗議するつもりはないが、結果は受け入れられない」と判定に不満をぶつけた。一回にダウンを奪った場面を振り返り、「あそこで倒せると思った。もう一押ししようと思ったらゴングが鳴ってしまった」。亀田の印象については「すごく弱いボクサー。それは皆さんも試合を見て分かったでしょう」と皮肉たっぷりに評し、「彼が望むならまた日本で試合をしたい」と再戦を希望していた。

　▽原田政彦（ファイティング原田）・日本ボクシング協会長　（判定が場内に告げられる前に会場を去り）きょうは何も言うことはないよ。

　▽WBAミドル級元王者の竹原慎二さん　一回にダウンしたが、最後まで前に出てよく盛り返した。見栄えは悪いけれどいいパンチ、重いパンチが入っていた。課題は自分の距離感を持つこと。この間合いならパンチをもらわない、ここならもらうと。（今のままでは）正直すぎる。

　▽WBAスーパーフェザー・ライト級元王者の畑山隆則さん　いい試合だった。（亀田興は）よくやった。世界戦なんだからこんなのは苦戦のうちに入らない。

　▽WBC・WBAミニマム級元王者の大橋秀行さん　体も鋼ならハートも鋼だった。今までに経験がない上に減量もきつく、十一回とかは限界を越えていたと思うが、ハートでよくやった。

　▽WBAスーパーフライ級元王者の鬼塚勝也さん　序盤の差を引き寄せた（亀田興にとっては）意味のある判定勝ちだった。今までのレベルでいけるだろうと思ったろうが、何とか持ちこたえた。世界は今までの相手とは本当に違うということが分かったのではないか。

　▽WBCバンタム級元王者・薬師寺保栄さん　自分の戦った経験から、亀田が4〜5ポイント負けていたと思う。亀田には「よう頑張ったな」と言えるかもしれないが「絶対勝ちだったな」とは言えないなあ。リングサイドで見ていた知り合いからも「この判定、どうなの」という電話ももらった。判定がクリーンなら、こんな問い合わせはない。今後悪い意味でボクシング界に影響する。

　▽かつてミニマム、ライトフライの2階級制覇を達成した井岡弘樹さん　亀田が苦戦していたように見えたが……。判定のことはよく分からない。