http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000044-yom-soci
デパートのトイレや公共施設のトイレや公衆トイレなどでの落書きも見苦しいですが、世界遺産に登録されている場所で落書きって、ちょっと待て。
一昔前のオヤジ共の東南アジア買春ツアーもニッポンの恥さらしと思ったが、文化財に落書きって……。
現在、2ちゃんねるでもmixiの岐阜市立女子短期大学のコミュでもプチ祭中。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の展望台あたりの大理石で、彼女らの他にも日本人の落書きが多数あるし、新聞に取り上げられたからって彼女らだけを責め、大学にまで苦情入れるのはどうよってのが擁護者の意見をおおざっぱにまとめるとこんな感じ。
大理石は御影石よりも柔らかく加工がしやすい分、もろいところがあるので内装向きで、メンテナンスが大変と習った気がする。
アンモニアだとかで溶けたりするから、トイレには不向きとかも言われたような……。
何十年前のコトなんでうろ覚えで申し訳ない。
ま、油性ペンで書かれたようなモノは染み込んでしまうし、油性ペンを消すための溶剤を使っても大理石を溶かしてしまって傷めるので、石を取り替える・落書きされた面を削る以外の手は、ほぼ不可能。
周りの大理石の色とのかねあいで、大聖堂ができた当時にとれた大理石でも持ってこないと、取り替えるのも難しいんじゃないかと思います。
大聖堂そのものの修復作業もやっているようなので、どうなのかなー。
法隆寺や奈良の大仏様とか日本の歴史的文化遺産に外国人が落書きしたらどう思うんだろ。
そーいや、最近では聖火リレーの出発点を辞退した善光寺に落書きした馬鹿とかいたし。
昭和25年っていうと、私の生まれるずーっと前になるけど、京都の金閣寺(鹿苑寺)が放火されて全焼したって話しもある。
文化財保護法が制定はされていたけど、法として施行される直前の出来事だったらしい。
罰則次項としては、懲役か禁錮か罰金なんだそうな。
外国の方では、かなりキビシイ罰則が科せられることもあるそうなんで、旅の浮かれ気分のまま他国の文化財とか景勝地とか保護地域とかで落書きなんぞすると、日本でやって悪い事は他国でも駄目だし、日本でやったコト以上に痛い目を見るんで、気を引き締めるべき。
ただでさえ日本の常識が他国の非常識だってことも、かなりあるってのに、フツーに考えたって便所の落書きのノリで落書きすることがいい事なワケが無い。
その昔、幼稚園児くらいの頃、近所の幼友達たちが会社の看板に落書きしたとかで、えらい怒られて消しに行かされたって事件がありまして、たまたま親の買物だかなんだかについて行ってて参加してなかった上に、その事実すら知らなかった私に、「皆、消しに行ったのになんで行かないの!」って、近所の大人ってか幼友達の親なんですが、えっらい怒られて泣いちゃったことがあります。
いつも一緒だったから、一緒にいたはずなのになんで?と思ったんじゃないの?って親には慰められましたが、ちょっと納得のいかない出来事ではある。
けど、近所の落書きでさえそんなもんなのに、一部の日本人が落書きすれば、他のマナーの良い日本人も落書きするって思われるし責められると思うのよ。
そこまで頭が回らないのが、現代ニッポンジンのワカモノ事情なんでしょうか?
や、イイトシぶっこいた大人でも、恥を知らない奴はいるんで、ワカモノばかりとは言えないと思うけど……。
岐阜市の市立女子短大(松田之利学長)は24日、学生6人が今年2月に海外研修旅行でイタリア・フィレンツェ市を訪れた際、13世紀から15世紀にかけて建設された「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に落書きしたと発表した。読売新聞記事からyahooに掲載された記事デス。
同短大はイタリア大使館と大聖堂に謝罪し、学生6人と引率教員2人を学長厳重注意処分にした。
発表によると、6人はいずれも現在2年生。大聖堂の大理石の壁に縦約30センチ、横約20センチにわたって、日付や自分の名前、短大名などを油性フェルトペンで落書きした。 同3月、日本人旅行者が発見、同短大に連絡して発覚した。6人は「気分が高揚して書いてしまった」などと話しているという。
同短大は修復費用の負担を申し出たが、大聖堂側から「謝罪してもらえば責任は問わない。費用負担は不要」と連絡があったという。
大聖堂のあるフィレンツェ市中心部は世界遺産(文化遺産)に登録され、景観や環境の保全が義務付けられている。
最終更新:6月24日21時5分
デパートのトイレや公共施設のトイレや公衆トイレなどでの落書きも見苦しいですが、世界遺産に登録されている場所で落書きって、ちょっと待て。
一昔前のオヤジ共の東南アジア買春ツアーもニッポンの恥さらしと思ったが、文化財に落書きって……。
現在、2ちゃんねるでもmixiの岐阜市立女子短期大学のコミュでもプチ祭中。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の展望台あたりの大理石で、彼女らの他にも日本人の落書きが多数あるし、新聞に取り上げられたからって彼女らだけを責め、大学にまで苦情入れるのはどうよってのが擁護者の意見をおおざっぱにまとめるとこんな感じ。
大理石は御影石よりも柔らかく加工がしやすい分、もろいところがあるので内装向きで、メンテナンスが大変と習った気がする。
アンモニアだとかで溶けたりするから、トイレには不向きとかも言われたような……。
何十年前のコトなんでうろ覚えで申し訳ない。
ま、油性ペンで書かれたようなモノは染み込んでしまうし、油性ペンを消すための溶剤を使っても大理石を溶かしてしまって傷めるので、石を取り替える・落書きされた面を削る以外の手は、ほぼ不可能。
周りの大理石の色とのかねあいで、大聖堂ができた当時にとれた大理石でも持ってこないと、取り替えるのも難しいんじゃないかと思います。
大聖堂そのものの修復作業もやっているようなので、どうなのかなー。
法隆寺や奈良の大仏様とか日本の歴史的文化遺産に外国人が落書きしたらどう思うんだろ。
そーいや、最近では聖火リレーの出発点を辞退した善光寺に落書きした馬鹿とかいたし。
昭和25年っていうと、私の生まれるずーっと前になるけど、京都の金閣寺(鹿苑寺)が放火されて全焼したって話しもある。
文化財保護法が制定はされていたけど、法として施行される直前の出来事だったらしい。
罰則次項としては、懲役か禁錮か罰金なんだそうな。
外国の方では、かなりキビシイ罰則が科せられることもあるそうなんで、旅の浮かれ気分のまま他国の文化財とか景勝地とか保護地域とかで落書きなんぞすると、日本でやって悪い事は他国でも駄目だし、日本でやったコト以上に痛い目を見るんで、気を引き締めるべき。
ただでさえ日本の常識が他国の非常識だってことも、かなりあるってのに、フツーに考えたって便所の落書きのノリで落書きすることがいい事なワケが無い。
その昔、幼稚園児くらいの頃、近所の幼友達たちが会社の看板に落書きしたとかで、えらい怒られて消しに行かされたって事件がありまして、たまたま親の買物だかなんだかについて行ってて参加してなかった上に、その事実すら知らなかった私に、「皆、消しに行ったのになんで行かないの!」って、近所の大人ってか幼友達の親なんですが、えっらい怒られて泣いちゃったことがあります。
いつも一緒だったから、一緒にいたはずなのになんで?と思ったんじゃないの?って親には慰められましたが、ちょっと納得のいかない出来事ではある。
けど、近所の落書きでさえそんなもんなのに、一部の日本人が落書きすれば、他のマナーの良い日本人も落書きするって思われるし責められると思うのよ。
そこまで頭が回らないのが、現代ニッポンジンのワカモノ事情なんでしょうか?
や、イイトシぶっこいた大人でも、恥を知らない奴はいるんで、ワカモノばかりとは言えないと思うけど……。
コメント
そもこういう連中はつるんで遊びたいだけであって、文化財とか一切興味ないんでしょうね。
言ってみれば、
文化財=近所の川の橋下・トンネルとかの壁
みたいな。
興味ないならいっそ行くなって言いたくなりますよね。
写真の出どころは、記事にもある短大側に通報した旅行者のブログからでしたね。
はじめての海外ではしゃぎまくった結果とはいえ、ホント、文化財に興味がないなら行くなってってのには同意です。