原作読まずに見たのが良かったのか悪かったのかってトコですが、原作本を読んでみたいと思うほど、面白かった。
原案として盛り込まれたという監督の父が書いた「シュナの旅」は、発刊当初に読んだっきりなので、あまり覚えちゃいません。
原作の別の話のエピソードと混ざってるとか、ウィキに書いてあったりしましたが、それがどうしたですよ。
1985年に上映された「Return to OZ」だって、「オズの虹の国」と「オズのオズマ姫」を混ぜちゃったモンだし、そういった原作内の違うエピソードがくっついて、映画やドラマなぞ出来上がってたりするんだから、問題なーし!気にしなーい!
どこの映画評論家だよ。面白くねぇって言ったの。
不満があるといえば、鳴り物入りで映画予告されているときに、「テルーの唄」の歌詞の元ネタが萩原朔太郎の詩をベースに作られてたのでバッシングがあったりとか、父のマネ(?)なのかどうなのか良く判らないけど、主要な声優陣が俳優とアイドル歌手兼俳優で固められてたトコと、ジブリ絵だったトコかなぁ。
アニメ声っていう、萌えキャラ系の声優はいらねーけど、プロの声優さんにやってもらった方が、まだアレンやテルーの気持ちに入って行けたかも。
そんな不満と矛盾することも書くが、それでも、ハイタカ(ゲド)は、ジブリ絵にしては男前にみえたゾ。声も俳優だけど菅原文太さんてトコが、まぁまぁ男前度が二割増くらい。
やっぱさぁ、声に特徴ってか感情が乗せられないアイドルタレントを声優に起用すんのやめてくんないかな。
無理か。

個人的に不満の多いジブリ系の映画の中で、唯一気に入った作品が「風の谷のナウシカ」で、ずーっと「ツマンネ」「オモシロクネ」とくすぶってたんですが、ようやく気に入るものが出たかなって感じ。

何?感性がおかしい?売れ線外しまくり?
すまないねぇ。こーいうのが好きなんで、仕方ないんですわ。

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