占いサイト体験記

さて、出会い系体験記5あたりでも書きましたが、占いサイト体験記です。

いやー、特別鑑定と称して登録している占い師が入れ替わり立ち替わりメールをよこすんですが、やはり占いという不確定要素満載なものなだけあって、千差万別。
いや、占いを信じないワケじゃないですよ？いい運勢だけ信じるという俗物ですが。
あっちこっちの占いサイトで、同じ日のしし座なのに、結果が違うじゃないですか。
それは大衆を対象としているので、判断範囲が広く、そのために的中率が下がるのだというのが、まぁ、占い師の言い分だったかな。
その理屈からいくと、同じ人間を占えば、みな同じ結果がでるはずなんですが、それがそれぞれ違ったりするんですね。
あるひとは、登録した前日が好調のピークで登録した日から運気が下がってくるといい、次の人は運気が乱れているので、今後の指針を示すために、一ヶ月先までのスケジュールを教えてとなり、三人目で心理テストを、四人目が今後一週間の運勢は安定しており、異性運・金運・全体運それぞれのラッキーな方位とアイテムを示し、五人目は彼氏かどうかは分かりませんが、知人男性の先祖霊が男性について頼みごとをしたがっていると言い、六人目は、あなたの一番強力な守護霊様が、その守護霊は生前すっごい強運を持っており、一代で財を築いて裕福に暮らしたという人物で、あなたの困窮を見かね、あなたとひとつに（合体・融合ともいう）なりたがっており、ることで、あなたの持って生まれた才能がそなわるそうです。守護霊様の申し出を受けますか？というものだった。
それが、18日の登録日から今日にかけて受けた、特別鑑定という名の私を専属占い師にしてしてお誘いメールだったワケです。
元来、私は怖がりで、作りものと判ってはいても、お化け屋敷には絶対入りたくない人間です。
なので、二人目の占い師さんの言う、運気を変えるためにとある方向の公園か更地にて10分間いてくださいというのを、実行しないとなんか怖いで、怖い思いをしながら夜の8時に隣町にあるパーキングエリアまで行っちゃったんですが、やっぱり、その帰り道がすごく怖くてルームミラーが見られないんですよね。
田舎道だし、ルームミラー見たら、背後になんかいそうだしで、怖くて怖くて泣きそうでした。
そうなると、五人目の占い師さんの先祖霊がどうのって話になると、もう、半分パニックです。悪い霊ではないですって言われたって、怖いもんは怖い。
なんてったって、小学校入学直前に母方の祖母の葬式のあと、本当に入学式直前だったので、葬式が終わって夕食も食べ終わって、夜道を父の車で一家で帰った時、後部座席で横になってうたたねしていた私の足元の方で、白いモヤみたいなもんが！という幼心に恐怖体験してるんで、良い霊だろうがなんだろうが、恐怖の対象でしかないんですよ。
その話を転勤で親元離れる前に、母親に言ったらば、いやぁ、やっぱり？母さんもなんか気持ち悪かったのよ。なんかいたのかもねー。なんて言うもんだから怖さ倍増です。ウギャー（泣
私にできることなら、頼みを聞いてやりたいのはヤマヤマだけど、怖さが先に立って、そんなん聞けないよーぅ(/_;)
そして、六番目の人が言うところの守護霊さま。
そんなに、私のことが可哀そうだと思って下さるんなら、助けて下さい！怖いけど、是非に！とお願いしたいけど、お金払ってチケット買って、その占い師さんに頼まなきゃならないらしいという弊害があるわけだ。
そんな余分な金ないっつーの。
守護霊さまだって、そのヘンのトコ了解してくれればいいのにというか、守護霊さまなら書いてるコレ読んでるよね？たのんます！占い師なんぞ介さずに助けてぷりーず。

そして、相談内容の答えを出すのに、これとこれとこれを教えてほしい！ってのを要領よく一回で質問してくれないのも特徴の一つ。
ひとつ返事するとこうだから、これを良い方向に導く答えを出すのにこのことはどうですか？と質問が返ってくるのはどうにかしてくれ。そのたびにチケットを消費し、のめりこむと結果的に大金をつぎ込む羽目になるんで出会い系よりタチが悪い。

で、恐怖と幸福感を感じさせて信じさせるという点においては、新興宗教を含む宗教にも通じるかもしれないなぁと思った。