厚生労働省の検討会が生活保護基準(生活保護費の水準)引き下げを容認する報告書をまとめた。国が基準引き下げに踏み切るかどうかは未定だが、物価上昇が目立ち始めた今、「基準を引き下げられたら生きていけない」と訴える生活保護受給者も多い。7日に開かれた市民集会「生活扶助基準に関するもう一つの検討会」には当事者や学者ら約150人が参加、報告書への批判が相次いだ。【市川明代、東海林智、柴田朗】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000087-mai-soci

Yahoo!ニュースにトラックバックされていた記事もあわせて読ませていただきました。
働く気も無く受給するとか、ヤクザさんがずるっこして受給するといった人たちは言語道断!と思うのですが、本当に仕事したくても仕事がない(雇ってもらえない)とか、わずかばかりの払い込み年数が足りないばかりに年金がもらえないとか、そういった人たちには必要な制度である「生活保護費」が引き下げって、アホかと思う。
ま、お金に困っていない人が考えコトだからなんでしょう。

4・5年前に一度、生活保護費として、幾らもらえるのか、(北海道の35万人規模貧乏都市にて)最寄の役所にて聞いたことがあります。
家賃3万5千円(これだけは、なぜか覚えている)
電気代、食費等をあわせても、一人で7万円(なんか、他の人が書かれているのより低い?)貰えるか貰えないか位だったのを強烈に覚えています。家族として人数が増えれば、一人頭1万か2万程度増えるくらい。
もちろん、貯蓄などがあってはもらえませんし、年金を運よく貰えていたとしても、年金需給分は差し引かれます。
そして、需給申請したところで、自分ひとりあるいは、独立して家庭を持ち、それを養うので手一杯な子供や親戚などに扶養できないかどうか、問い合わせがあるようです。
昔ながらの考え方からすると、子供が扶養してしかるべきナンでしょうけど、核家族化が当たり前になった昨今。あまり現実的ではないように感じます。
そして、親戚のオジチャンやオバチャンを養わなきゃならんというのは、余計、今の時代ありえないでしょう。
生活保護だけで足りなければパートをすればいいじゃない!という何も知らない人からの厳しい意見もありますが、パート収入があれば、一発で打ち切られるか、パート収入分削られるのが生活保護費というものなのです。

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