09月11日付 日刊スポーツの報道「獅童おはらい済ませアニメ「デスノート」」へのコメント:
 7日、サスペンス漫画「DEATH NOTE(デスノート)」の原作者が銃刀法違反で現行犯逮捕が発覚、映画の撮影監督が急死した。日本テレビ系は10月3日からアニメ版を予定通り放送(火曜深夜0時56分)することを10日までに決めた。映画版同様にリューク(死神)役で出演する歌舞伎俳優の中村獅童(33)ら関係者はすでにお祓(はら)いを済ませているが、不祥事に不幸が重なり、緊張感が高まっている。

 名前を書かれた人は死ぬというデスノートをめぐるサスペンス・アニメだけに、放送直前の不祥事と不幸は関係者にショックを与えた。7日、原作者の小畑健容疑者が、銃刀法違反の現行犯で逮捕されていたことが発覚。都内の路上でアーミーナイフを所持していたためで「反省している」と容疑を認め、すぐに釈放された。その日、映画版の撮影監督だった高瀬比呂志さんが脳梗塞(こうそく)のため、50歳で亡くなった。アニメ版にはかかわっていないが、今年公開の劇場映画版を支えたスタッフの早すぎる死だった。

 アニメ版を担当する中谷敏夫プロデューサーもショックを受けた1人だ。「死を扱うテーマですから、事件、事故に見舞われることもあるだろうと、厳粛に」と、声の収録が始まった先月24日、都内の神社で獅童ら出演者、スタッフ50人以上がお祓いをしたばかりだった。

 原作者の逮捕ということもあり、放送開始について局内で確認したが、「予定通り」の結論が出された。単行本累計は1400万部を超え、映画版の続編が秋に公開される話題作だ。同局は三十数社の競争から放送権を獲得し、深夜とはいえ、最近では異例の3クール(来年6月まで)の放送枠を確保した。キャストも獅童のほか人気若手声優の平野綾(18)現役高校生モデルの工藤晴香(17)ら多彩な顔触れをそろえた。“不吉な予感”だけでは後には引けないのが実情だった。

 現場のよりどころになっているのは獅童の奮闘だという。人気俳優が声優を務める場合、日程の都合で自分の場面だけ録音することが多いが、10月開幕の新橋演舞場の舞台「獅童流森の石松」けいこの合間を縫い、共演者と同時収録を心掛けている。「芝居は相手との掛け合いがないと演じられない」の言葉が、現場の一体感を生んでいる。

 獅童にとって同舞台と同アニメが、飲酒運転による不祥事からの復帰作なのは皮肉だが、役柄とともに鍵を握る1人になっている。

[2006年9月11日8時21分 紙面から]
これ読んで思ったんだけど、ホラー物の映画でもなんでも、作るときって、お祓いするもんじゃないの?
っていうか、お祓いしておいた方が安心ってな部分もあるんだろうけど。

四谷怪談を語る時は、その語りをする人は、必ずお祓いに行く。映画やドラマなどを撮影するときも同様にお祓いをするという話しは有名だ。
同じ漫画で言えば、永井豪の「デビルマン」が映画化するときにお祓いしたなんて話しもあるし、このときの映画監督もクランクアップ後すい臓ガンで亡くなっているそうだ。ちょっと調べたら「手天童子」連載中に、良くないことがおきるのでお祓いしたなんて話しまで出てくる。
こういった負の部分を扱う場合、迷信や思い込みなどと思っても神様に縋って見るべきなのかなと思う。

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