「金が欲しかった」稚内殺人で長男の友人 [日刊スポーツ]

08月30日付 日刊スポーツの報道「「金が欲しかった」稚内殺人で長男の友人」へのコメント：

　北海道稚内市で病院臨時職員の女性（46）が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された長男（16）から30万円をもらう約束で母親殺害を依頼された友人の少年（15）が、道警の調べに対し「金が欲しかった」「頼まれて断れなかった」などと話していることが30日、分かった。金は実際には渡っていなかった。

　また長男は「（凶器の）包丁は海に捨てた」と供述していたが、稚内署捜査本部が女性の自宅近くの稚内港を捜索した結果、包丁などが入ったビニールの袋を発見した。

　調べでは、長男が8月上旬ごろ、母親殺害を友人に相談。殺害前日に話し合い、実行を決定した。27日午後0時ごろに長男宅の1階で母親を自宅にあった包丁で殺害した。

　司法解剖の結果、女性の首付近に刺し傷が多かった。死因は失血死で、首の傷が致命傷となったという。道警は刃物で殺害したのは友人で、強い殺意を抱いて犯行に及んだとみて、殺害の状況や役割分担について追及している。

　動機について「離婚した父親に不満があった。父親の話をすると、母親が父親をかばうため母親も憎く思うようになった」と話している。

［2006年8月30日19時44分］

逮捕されたのは、金髪発言が不味かったのでは？という意見があるが、私はそうは思わない。
金髪は最近ほとんど見かけないからというのが、意見のモトらしいが、確かに、日本人の脱色による金髪は見かけなくなってきた。だが、場所は稚内である。
目と鼻の先にといわんばかりに樺太が見えるのだ。
つまり、ロシア船が時々寄港するワケで、普通に金髪の人間がうろついていてもおかしくない土地柄と言える。だから、被害者の息子が疑われたのはソコではないということだ。
そこで、第一発見者の息子とその友人が犯人として逮捕されたのには、どうやら、寝込みを襲わず、家人が起きている午後9時〜の犯行であること、1mと離れていない隣家に争う音が聞こえなかったことなど、諸々の要因があるようだ。
普通、見知らぬ人が強盗目的で入ってきたら騒ぐよね？それが無かったということだ。まぁ、外にもあるだろうが、夏で窓開けてているだろうし（稚内の夏って涼しそうだけど、夏の夜に窓あけるんだろうか？）、音が漏れないのは、おかしい以外ない（と、思う/自信なさげ）。

それにしても、親の心子知らずって感じがする。
父親のことが嫌いで悪口を言うと、母親が庇うから憎くなったと、少年は言っている。
母親としては、夫とは色々あって離婚したが、息子にとっては父親であることは変わらないからと思って、庇ったものなんだろう。
まぁ、年齢的に反抗期というのもあるだろうが、最近の子供はやることが極端でいけない。自分が気に入らなければ、相手を殺してても排除するでは、縄張りに入ってきた同種の敵を追い払う野生動物と一緒ではないか。
しかも、子供のクセに金が欲しかったとか、お金お金言い過ぎでトホホな気分になる。
やはり、楽してお金を手に入れるっているか、現代版アリとキリギリスは、面白おかしく過ごしていても、冬になって凍え死にしそうになったら、あくせく働いたアリが助けてくれるそうだから、そういったキリギリスになりたいとほざくお馬鹿な子供が増えているのも、働きもせずにお金お金言う、情けない子供を作るのだろうと、うがった見方をしてみる。
子供なんだから、おこずかい3000円とかで我慢しろというのは、酷なんだろうか。

どうにもこうにもやりきれない事件なのと、子供のクセに金まみれな昨今に情けなさを感る今日この頃である。