DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2002/07/05 ¥2,625

なんか、色々といわく付の作品。
2までは、スーパーマンとロイスがラブラブだったのに、バツイチ子持ちのクラークの初恋のヒトが出張って、なんとなくラブラブ?な話しが展開したりして。
悪者たちがクリプトナイトの成分で不明な物質を、タールにして、なんちゃってクリプトナイトを合成し、スーパーマンに渡したはいいが、利いた風も無く、意気消沈したところへ、どうやら、そのなんちゃってクリプトナイトのせいで、スーパーマンは正義の心を失ったらしい。
いやー、普通に敵方の女をコマシてるスーパーマンとか、無精ひげはやして酔っ払ってるスーパーマンなんてものを拝むことになろうとは、私もびっくり。
その後の、正義の心の具現であるクラークと、正義の心を失ったスーパーマンが争い、クラークが勝つという心の葛藤の具現化のようなシーンに繋がるわけだが、スーパーマンとしては異色であるのには違いないと思う。
どうやら、監督のリチャード・レスターだからこそ、こういった作品の仕上がりになったようだ。
2の時は、前半を1の監督が撮り、それを引き継ぐ形だったために、無難な方向で済んだと言う見方もできる。
完全に娯楽として観るには痛快ではあるが、スーパーマンファンとしては、裏切られたようなそんな複雑な気持ちにさせる作品であることには違いない。
なんといっても、ギャラの関係でロイスの出番が減ったと言うのもいただけないし、そのロイスの当て馬的扱いも勘弁して欲しい。初恋の君との恋バナ展開は、ちょっと引いた。
ああ、だからリターンズでは一応、4で失踪したスーパーマンという続きではあっても、3が無かったことにされているのか?

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