フリーター:大半の経営者が採用に消極的 経団連調査〔MSN毎日新聞〕
2006年8月24日 時事ニュース コメント (7)http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060824k0000m020082000c.html
フリーターであったら採用しないってどういうこと!
就職したくても正式採用される口が少ない、だからといってニートして、丸々親に寄生するのもちょっと……自分のお小遣いくらい稼ぐか。とか、生活のためとか、フリーターするには様々な事情ってものがある。それを無視して、フリーターだからダメとか、経験があれば正式採用してやってもいいなどと、高慢ちきなことをいう企業経営者とは、ナニサマかと言いたい。正社員として働きたくても「人手が余ってます」で雇ってくれないとこが多いから、いつか正社員で雇ってくれる所が見つかるまでと、希望を持ってアルバイトで生計を立てているフリーターが多いと言うのに!
フリーターという言葉での偏見はやめてくれぇ!
と、労働者の立場から、叫んでみる。
景気回復などに伴い人材不足の課題を抱える企業が急増しているにもかかわらず、大半の経営者は「フリーター」の採用に消極的であることが、日本経団連の実施した経営者アンケートで明らかになった。人材不足と言いながら、企業のアホさ加減にあんぐり。
調査は今年6月、経団連会員企業など計2149社の労務担当役員などを対象に実施し、560社から回答を得た。
調査結果によると、雇用情勢に関して「人材不足」と回答した企業が40.3%と昨年の調査に比べて14ポイント増えた。特に若年層の正規社員について「不足」と答えた企業は26.5%で、「やや不足」(52.2%)を加えると8割近い企業経営者が若年層の人材不足を感じていた。
しかし、フリーターの採用については、「採用しない」が24.3%、「採用には消極的だが、経験・能力次第では採用したい」が64%で、「積極的に採用したい」と答えた企業はわずか1.6%にとどまった。
内閣府の調査では、若年層のフリーターは90年の183万人から01年には417万人に急増し、うち7割超が正規雇用を希望している。【斉藤信宏】
毎日新聞 2006年8月23日 19時59分
フリーターであったら採用しないってどういうこと!
就職したくても正式採用される口が少ない、だからといってニートして、丸々親に寄生するのもちょっと……自分のお小遣いくらい稼ぐか。とか、生活のためとか、フリーターするには様々な事情ってものがある。それを無視して、フリーターだからダメとか、経験があれば正式採用してやってもいいなどと、高慢ちきなことをいう企業経営者とは、ナニサマかと言いたい。正社員として働きたくても「人手が余ってます」で雇ってくれないとこが多いから、いつか正社員で雇ってくれる所が見つかるまでと、希望を持ってアルバイトで生計を立てているフリーターが多いと言うのに!
フリーターという言葉での偏見はやめてくれぇ!
と、労働者の立場から、叫んでみる。
コメント
結局会社としての余裕が無いんですよ、うちの実績で言っても10倍20倍の競争率を勝ち残ってきたような大卒の人間ですら3年以内に50%以上がちょっと何かあったら辞めていきます。その辞めた奴の為に使ったリクルート費用、辞めるまでの間の人件費、教育費を合計したら1人あたり何百万かの赤字が出ます。(それでも仕方無いんで採用活動は続けますがはっきり言って費用対効果は最悪です)
その前提で、新卒で就職すら出来なかった奴が・・・的な色眼鏡で見ちゃう事を私は全面的に否定する事は正直出来ないですね。(逆に正直な回答で感心しました)
景気が良くって事業拡大拡大で来てて、本当にフリーターやってる人たちがやる気があって真面目に働きますってんなら、企業の社会的役割として、労働者の受け皿としてのやってくんでしょうけど、実際問題5年後がどうなってるか解らない状況下で、経験なしのフリーターをイチから育ててみるだけの余裕が無いのは仕方無いんじゃ無いでしょうか。
でも寝待月さんの叫びも地方都市であればなおさら絶望的で現実的なんでしょうね。
企業経営者より政府がもっと頑張らんかい!って感じ。
基本的に、フリーターは使わないとか「経験があったら」フリーターでも使うというのがおかしいと思うです。
育てなきゃ、人材はいないので経費がかかるのは仕方なし。
学校出て、即使える奴なんてものはいないし、専門に勉強してきていると言っても、学んだだけであって実戦経験がある訳じゃなし。
人材はインスタントラーメンやお惣菜とは違うから、育てる経費が惜しいから即使えるように育った奴を使いたいといっても「ムリ」。
国にキバレといっても、とっくに経済的に破綻しているように見えるので、国民から生活出来ない位税金などで金を搾り取らないと、支援もできんということです。
寝待月さんのおっしゃりたい事が理解出来ないわけでは無いのですが、事情は色々やろなーと思います。
企業経営者って言葉と(狭義の)フリーターって言葉を定義するつもりはありませんけど、全体の四分の一の会社を指して『企業のアホさ』って断言しちゃうのは、どうかと思います。
普通の会社はもっとまともやし、実際アンケート結果でも65%は偏見無しの結果やし。(本音かどうか・・・)
フリーターやってもニートやっても新卒学生やっても中途採用希望者やっても、経験と(潜在)能力次第で採用するのは当たり前の話なんで、単純に含みリスクを減らそうと思えば採用基準の優先度として
中途採用>新卒>フリーター
になるのがまともでしょう。
どんな人材を雇っても教育コストを懸ければ一人前に育ってくれるなんて夢のような話があるなら、どんだけアホの経営者でも、人材不足ならフリーターでも外人さんでも雇いますよ。
そうはならない現実があるんで、(可能であれば)即戦力もしくはそれに準ずる人材を採用『したい』だけなんです。
寝待月さんは経営者ってモノに悲観的で、私(やそのアンケートの人たち)はフリーターってモノに悲観的なんでしょう。
うちなんか求人募集かけても新卒の学生でエントリが数十人、実際に会社説明会に来る確率は30%程度(前日電話で説明会来るか確認して、来るつった奴の5割が黙ってバックレます、ありえへん!)、適性試験受ける確率はさらに半分程度です。しかも大卒見込みで来る奴で日本語喋れないようなのが半分くらい混ざってます。(日本人です)
私は今年も新人研修の講師をやりましたが、社内の仕事の中で教育と採用と辞められないようにするのが一番難しいです。
ま、うちの場合専門技能が求められる職場ではありますが・・・
単純に、私は長く失業していた(正社員として仕事をしたくても、年齢その他の条件ではねられて仕事ができない状態)時期があって、生活のためにフリーターをしていた時期があるので、そのためにフリーターに肩入れしているダケとも言えます。
別にエントリしたり、事前に説明会来るかどうかの確認しているのにバックレたり、適性試験受けるをやめてしまうようなヤツまで、正規採用の門戸を無制限に開けというわけではなく、やる気が有って、面接に来ても学校を卒業してからずーっと就職浪人でフリーターをしていたために、フリーターだから雇いませんというのはどうかと思っただけのことですね。
私だって、フリーターでまともな日本語も話せなくて、就職できたらラッキー♪やってみて嫌になったらまたフリーターすりゃいいやー♪なんてヤツは、いらねぇ!と思います。
先のコメントで(狭義の)フリーターとわざわざ書きましたけど、やっぱり寝待月さんのデフォルトのフリーター=狭義のフリーター(Wikipedia の定義の通り)であって、一般的な認識のフリーター=会社組織に属する為の最低限の義務を果たさない常勤アルバイター及び非定期労働者なのかなっと。(一部のおじいさん達の認識では非労働者≒ニートもフリーターに含まれてるかも)
上のアンケート用紙にフリーターの定義をきちんと書いて無かったに、100デシベル。(音かよ!)
そういう意味では、都市部(東京だけかも知れませんが)では景気の回復が現実的になってきてるのかも知れませんね。
差別や偏見の無い世の中を実現するのは、10年20年じゃ無理かなってのが私の偽らざる心境です。
私の居る業界では女性で独身でバリバリ仕事してる人は沢山いますが、日本の平均より相当恵まれてるんじゃないかなって想像します。
まぁ、そういうことなんでしょうね。<フリーターの定義が広い