新編 悪魔の辞典

2006年4月13日 読書
ISBN:4003231228 文庫 西川 正身
岩波書店 1997/01 ¥693
出版社/著者からの内容紹介
恋愛−一時的の精神異常だが,結婚するか,あるいは,この病気の原因になった影響力から患者を遠ざけるかすれば,簡単に直る.…このような風刺と機知に富む社会批評で,19世紀末アメリカのジャーナリズムで辛辣な筆を揮ったビアス(1842−1914?)の箴言警句集.芥川龍之介の『侏儒の言葉』にも大きな影響を与えた.(解説=長田弘)

内容(「BOOK」データベースより)
風刺と機知に富む社会批評で、アメリカ草創期のジャーナリズムで辛辣な筆を揮ったビアス(一八四二‐一九一三)の箴言警句集。芥川龍之介の『侏儒の言葉』にも大きな影響を与えた。名訳の誉れ高い旧訳にさらに手を入れ多くの新項目を加えた決定版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ビアス,アンブローズ
1842‐1913。アメリカ草創期のジャーナリズムで辛辣な筆を揮った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
なんつーか、時々ひねた解釈する私の原点となる本です。
私の持っているものは、このアイテムより6年前に発行されたものになります。
キリスト教などに出てくる悪魔を解説した辞典ではなく、社会風刺的辞典となっています。日本語訳のあいうえお順で記述されていますが、索引にはアルファベット順で引くことができます。ちなみに
内閣
誤った政治を行うように委託されたきわめて重要な連中だが、その委託は十分な根拠があるのが普通である。
というのがありまして、思わず小泉内閣を連想して頷いてしまったw
さすがに、猫の項目は「ひでぇ!」と思ったケド。
おおむね同意な内容が連ねてあったりする。

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