いわゆる、一時期3馬鹿と称された、イラクで人質になり、かろうじて生還する事の出来た3人のうちの最年少の青年である。

彼ら3人の行動は、今でも軽はずみだったと私は思う。
今、彼はブログを書いている。
批判の手紙をブログにて公開しているという。
今、アクセスが集中しすぎていて、手紙の公開をしているブログを確認することは出来ない。しかし、批判の手紙を公開するという行動。これもまた軽はずみな行動と言えるのではないだろうか。匿名での批判の手紙。確かに卑怯ではあるが、それを晒すのは卑怯ではないのだろうか。またぞろ、反省していないと非難を受けないことを祈るしかない。

己の信念を持ってイラクに渡ったのだから、その志に殉じるべきだったのではなかろうかと思う。その後のジャーナリストや外交官が襲撃を受けて死亡したという話を聞くにつけ、どうしても今井氏らと比較してしまう。比較して、今井氏らを情けなく思ってしまうのだ。彼らの行動がなければ、香田氏の悲劇も無かったかもしれないと思う人もいるだろう。

今井紀明の日常と考え事
http://blog.livedoor.jp/noriaki_20045/
批判の手紙 今井紀明
http://www.doblog.com/weblog/myblog/55425

コメント

ブログ脳外科医
脳外科医
2006年2月10日17:56

行動に問題があったにせよ自国民を保護するのが国家というのものでしょう.匿名の手紙は読みましたが,共感できるものは非常にわずかでした.結局,誰にでもわかりやすい問題に見えたので皆が飛びついたのでしょうが,問題の本質はテロに代表される感情的な暴力行為であって,匿名の言葉の攻撃を読むとわが国にも潜在的なテロの危険があることを感じざるを得ませんでした.

寝待月
寝待月
2006年2月11日0:56

>行動に問題があったにせよ自国民を保護するのが国家というのものでしょう.
そう、ソレがあるからジレンマなのですよ。
軽率だと思っていても、海外で何かあれば救出に動かなければならないし。救出されたあとの態度が気に入らないからといって、匿名で誹謗中傷の手紙を書いてもいいという問題ではないですよね。
あのあと、手紙の方のブログを見ることが出来まして、読んでみました。ほんと、そうだそうだ!と思えるものが少なかったです。匿名なのも、好き放題書いて仕返しされるのを恐れているようにも見え、色々考えさせられました。

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