神話っつーより宗教ネタ?
オウム真理教(現アーレフ)の主祭神が、シヴァ神だってのを「バンキシャ」という番組で見聞きしまして、「ああ、なるほど」と、うっかり納得してしまったのが発端といや発端。

シヴァ神ってのは、ヒンズー教の創世神のひとりです。
そう、ヒンズー教には3人の創世神がいるんです。
世界というか宇宙を創っちゃうブラフマー神、創られた世界を維持するだけのヴィシュヌ神、で、そーんな世界っちゅーか宇宙をぶっ壊して無に返しちゃうシヴァ神。
三神一体ともーしまして、三人でいっちょまえ(暴言)
その三神のうちのひとりであるぶっ壊しのシヴァ神を信仰しているから、オウム真理教の破壊行動は止まらないっつーか、当たり前だの行動原理。
オウムという言葉も、ブラフマーそのもので、聖なる言葉。聖典を朗読する前後とか祈りの文句の前なんかで唱えられる言葉で、効果的な真言(マントラ)のひとつらしいが、信仰しているのは、ぶっ壊しのシヴァ神(更に暴言)。
だからといって、シヴァ大夜祭(マハーシヴァラートリー)の2〜3月に断食をしてリンガをあがめていたかどうかなど、謎はつきない。

微妙に脱線してしまったが、ヒンズー教で最高神のシヴァ神も、仏教となれば話は別。
ブラフマー神は梵天、ヴィシュヌ神は毘紐(びちゅう)天、シヴァ神は大自在天と、ほとんど下っ端になるのだ。
仏教は、上から仏陀・如来・菩薩・明王・天部・神将等という感じにランクがある。
仏陀と呼べるのは、現在、ただひとりゴータマ・シッダールタ。つまり釈迦如来ただひとりってことになっている。けど、本当は如来様みんな仏陀なのだ。
そっからシヴァ神たちは天部になるので、下っ端。

引っ張り出した参考文献、少なくてスマソ。
新紀元社「インド曼荼羅大陸」「密教曼荼羅」
学研「仏尊の辞典」
更に発掘して補追できそうならしますが、この辺でv

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