日本異常多発「タミフル」短期投与影響か [日刊スポーツ]
2005年11月20日 時事ニュース
11月20日付 日刊スポーツの報道「日本異常多発「タミフル」短期投与影響か」へのコメント:
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051120-0005.html
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051120-0005.html
インフルエンザ治療薬タミフルを服用した日本の子供の死亡や精神神経症状の報告が、米国などと比べ突出して多いと分かった問題で、製造元のスイス・ロシュ社は18日、日本でのタミフル流通量の多さに加え、標準服用期間(5日)より短い2〜4日の投与が一般的な、日本の薬の使い方も影響した可能性があると指摘した。
ロシュ社は、日本では熱が下がるまでを治療期間とするケースが多く、薬を止めた後にインフルエンザ症状がぶりかえし、それが異常として報告された可能性もあるとの見方を示した。
同社によると、過去5年間に日本で約2400万人がタミフルの処方を受け、処方量は世界の75%を占めた。このうち子供は約1200万人で、使用量は米国の約13倍に上った。
米食品医薬品局(FDA)の集計では、タミフル承認以降、日本の16歳以下の服用者の死亡例は計12人で米国はゼロ。幻覚などの精神・神経症状は日本が31人、米国が1人だった。
[2005/11/20/08:12 紙面から]
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