舞え舞え蝸牛

2005年9月16日 読書
ISBN:4167153130 文庫 田辺 聖子 文藝春秋 1979/01 ¥500
出版社/著者からの内容紹介
色褪せた着物をまとい、継母にいじめられる薄幸の落窪姫に当代きっての貴公子・右近の少将藤原道頼が求婚する、日本のシンデレラ物語である。今秋、宝塚上演予定
副題が、新・落窪物語。
「落窪物語」という、平安時代ぐらいの古典大衆小説が、読みやすく書き直されたものと言ったらいいのかしら。
最初に、落窪物語を知ったのは、サンリオで出版されていた漫画雑誌『リリカ』に連載されていた漫画(作画:山岸凉子)だった。他にもイギリスの薔薇戦争を絡めたタイムとラベル物とか手塚治虫の『ユニコ』なんかも連載されていたりした。ただ、この雑誌。発刊当初は、かなり豪華な装丁であったため、子供のお小遣いでは簡単に買えない様な金額であったのは確か。
話が脱線してしまったが、子供ごころに、このジャパニーズシンデレラストーリィは、シンデレラのパロディだと思っていたりする。次には、中学か高校の国語の教科書か何かに古典で掲載されていたのだったと思う。
それから気にして気にして、ようやく見つけたのが、この本だったというわけだ。

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