特定郵便局

2005年8月15日 日常
特定郵便局はいらない!という人がいる。
都心部では、それでもいいかもしれない。
けど、田舎はどうなる?
民営化したところで、田舎の郵便局がなくなるとは限らないと思っているようだが、田舎にある郵便局は、特定郵便局・簡易郵便局の類である。
公社化された今でも、可能性のあることだが、民営化され、合理化・特定郵便局の廃止等が行われれば、田舎での郵便事情が悪化することは、非を見るより明らかといえる。
例えば、名寄市や旭川市に集配業務を行う郵便局があるから、江丹別や風連、朝日町のようなトコには特定郵便局だし大きな町に隣接しているから郵便局いらないよねぇと言われれば、即廃止の可能性があるってことだ。
特に、特定郵便局っていったら、地元の名士っちゅーひとが私費を投じて開設しているわけで、田舎に多い可能性がある。ってことは、特定郵便局の廃止は、田舎の郵便局があぼーんされるのと同義ってことになる。替わりに簡易郵便局設置して、郵便局員さん常任してくれんなら話は別だけどもよ。でも、結構、郵便局見て歩いてるけど、○○簡易郵便局なんて表示されているとこって、あんまり見ない。普通に、○○郵便局と表示されている小さめ局舎の場合が特定くさいので、民営化賛成で特定郵便局いらん!って言っている人、気をつけた方がいい。
普通に本局と呼んでいるのが、普通郵便局で、本来の国が運営してきた郵便局というものなんですね。
便利に利用していた郵便局が、実は特定郵便局で、民営化で特定郵便局廃止になったら無くなった!って騒ぐことの無いように。
それが判らない人が多いのには、苦笑を禁じえない。
農村地帯の郵便局を潰せと言外にいいつのっていることに気づいていないのは、ちと悲しい。
自分が住んでいるところでは、不便ではないから賛成ってのは、短絡過ぎだと思うよ。

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