05月10日付 日刊スポーツの報道「「まさか、イラクに…」家族、隣人に衝撃」へのコメント:
 「まさか、イラクに行ってたなんて」「あのもの静かな人が…」。イラクで武装勢力に拘束されたとみられる斎藤昭彦さん(44)の千葉市花見川区の実家。突然飛び込んできたニュースに家族や隣人らに衝撃が広がった。

 「外務省から写真を見せられ、兄だと確認しました」。実家にいた斎藤さんの弟博信さん(34)はインターホン越しに淡々と話した。外務省から連絡があったのは10日午前2時ごろ。「外国でエンジニアをしていると思っていた…」と、兄が異国で危険な仕事に就いていたことに驚いた。

 「日本政府に判断を委ねたい」と話し、今後の政府の対応に期待。実家には父親がいるが、高齢のため横になっているという。

 「高校時代を知っているが、とてももの静かだった。何とか無事でいてほしい」と祈るような口調で話したのは、近所の主婦鈴木孝子さん(70)。約25年前に陸上自衛隊に入ったことは知っていたが、その後の消息は知らなかった。

 子供のころ、一緒にサッカーをして遊んでもらったという男性(27)も「最近は会っていなかったけど、こんなことになるなんて」と絶句。無職の女性(80)は「少し前にお母さんが亡くなった。その上、息子さんが騒動に巻き込まれるとは」と言葉を失った。(共同)

[2005/5/10/14:26]
アンサール・スンナという新興の武装勢力に銃撃戦の末、拉致られたというもの。
なんでも、拉致られた人は、フランス外人部隊にいたことがあって、そのまま元軍人が起こした警備会社、恐らく、正確に解釈すると民間の傭兵派遣会社(民間の私設軍隊というように言っている所も有り)で、働いており、その関係でイラクの米軍基地で、民間人の厨房職員などを守るために警備する仕事をしていたようだ。
なぜ、日本人がとか、さかんに言っているが、こういった兵士を職業にしている日本人がいることは、ちらほらと聞く。
たとえば、毛利元就の子孫である毛利元貞氏(今は日本国内で「脅威査定コンサルタント」というものをしているらしい)なんかも、高校卒業後、陸上自衛隊に入隊するも除隊し、フランス外人部隊に入った。2年でそこも除隊してはいるが、6年(?)もの間、傭兵として活動していたし、傭兵になってから4年経ったころくらいに、実戦も経験している。7年めからは、指導教官として各国を転々としていたようだ。
ま、そういうわけで、今回拉致られた斎藤氏も兵士を商売にしている訳で、なんで?だのなんだのと騒いであわてて、会社の方にまで電話すなってテレビ局に対して思う。
要求がくるのが、日本なのか、警備会社なのか、アメリカ軍なのかは、判らない状態なんだし。「首謀者から電話来るかもしれないからうるさい」みたいなことを言われて切られるくらいなんだから、考えようよ。
香田氏を引き合いに出している人もいるようだが、今回のは、香田氏とは、行くことになった動機が違うってこと、頭に叩き込んでおく必要がある。
とりあえず、斎藤氏はプロの兵士だってことだし、仕事でアメリカ軍基地で警備についていたのだ。「何かできる事はないか」と、あやふやな意思と行動力で行った訳ではない。
とりあえず、安否は心配ではあるが、成り行きを見守るしかない。

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