12月01日付 ニュース 社会の報道「通貨偽造: 1000円札をパソコンで 中2逮捕、使用の同級生3人補導 (mainichi-msn.co.jp)」へのコメント:
 警視庁少年事件課は1日、パソコンで旧1000円札を偽造したとして、東京都世田谷区立中学2年の少年(14)を通貨偽造容疑で逮捕したと発表した。同課は、偽造を手伝ったり、偽札を使用した同級生5人(13〜14歳)を近く児童相談所に通告する。また偽札で飲食した同級生3人を補導した。

 調べでは、逮捕された少年は11月2日ごろ、同区内の自宅で、パソコンとプリンターを使って1000円札3枚を偽造した疑い。少年は同級生に切り抜き作業を手伝わせるなどして、約3週間で計100枚を偽造。飲料水やたばこなどの自動販売機で使用し、つり銭約2万円を得ていた。

 学校で友人に配るなどしたため、同級生の母親が学校に通報して発覚した。少年は小学生のころから金券やプリペイドカードの偽造に興味を持っていたといい、10月中旬からインターネットオークションで買った雑誌で偽造の手口を研究していたという。「お金をためたかった」と供述し、容疑を認めている。

 警察庁によると、偽1000円札は近年急増し、今年は1〜6月の半年で、昨年1年間を上回る1万1042枚が見つかった。人目に触れない自動販売機で使いやすいことが理由とみている。自販機には紙幣の真偽を判別する識別機が取り付けられているが、その仕組みも雑誌やインターネットで紹介されている。(Mainichi Shimbun)

 2004年12月1日
元記事URL:
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/12/01/20041201org00m300074000c.html
通貨偽造に手を染める犯罪年齢が、低下しているそう。
少年法神話が、まことしやかに流れているのも一因だそうだ。
未成年なら名前が出ないとか、18歳未満なら死刑にならないとか、16歳未満ならもっと刑が軽いとか、そういったものが根底にあって、安易な気持ちで犯罪に手を染めるそうだ。
しかし、通貨偽造は、昔から死刑相当の処罰を受けるほどの犯罪。
現在では、無期又は三年以上の懲役となる。
偽造されたものと知っていて所持したのも、三年以下の懲役となるし、外国貨幣の偽造も、二年以上の懲役になるのだ。
この事件は、子供の好奇心が引き起こしたことと片付けるには、問題が大きすぎる。
もし、偽造通貨が横行したとしよう。
欲しいものが、いくらでも買えるので、品物が少なくなる。
品薄になるから、物価が上昇する。
貨幣の価値が下がり、インフレが、発生する。
極端な例ですがね。こんな感じかな。
バブル時代みたいなのを想像していただければ、判りやすいかも。
貨幣に対する、信頼性が下がり、ただの印刷された紙切れ、鋳造された小さなメダル。となってしまう危険性があると言うわけで、通貨偽造は厳罰に処せられる訳です。
そして、通貨偽造の仕方を本にして売るのも、犯罪となります。

さて、少年法神話を信じて、悪さをする術を学ぶのではなく、犯罪を行わないことを学ぼう。
ま、今の親が、悪いこと、やってはいけないこと、許されないことを教えられるとは思っていないけど、その辺、きっちり躾ようよ。
バレなきゃいいんだという、躾はマズイっしょ。

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